[28日 ロイター] - 仲介役のカタールは25日、米国とイスラエルによる対イラン戦争の終結に向けた新たな合意案をイラン側に提示した。イランは案を検討しており、週末までに回答する見通し。交渉について説明を受けた当局者が28日、明らかにした。
同当局者によると、新たな合意案はイランと米国双方の懸念に対処する7日間の工程を定め、双方が信頼醸成に向けて毎日取るべき措置を示している。
工程は早ければ来週初めに開始される可能性があり、複数の国が合意の履行を保証する役割を担うという。
カタールはパキスタンと共に、米国とイスラエルが2月に始めた対イラン戦争の終結に向けた仲介を主導してきた。紛争は世界の海運と石油供給に混乱をもたらし、中東の他の地域にも波及している。
同当局者によると、25日にテヘランで行われた会合を前に、総選挙で続投を目指すイスラエルのネタニヤフ首相がイランへの攻撃を今週再開する可能性があるとの懸念が出ていた。
トランプ米大統領は23日、イランを再攻撃すると改めて威嚇した。一方、イランの治安当局者らはロイターに対し、米国とイスラエルが攻撃を再開した場合に備え、湾岸の海底ケーブルを攻撃する詳細な計画を策定したと明らかにした。