Tom Sims Matthias Inverardi
[フランクフルト 28日 ロイター] - ドイツ銀行が28日発表した第3・四半期決算は、利益が前年同期比2%増の15億8800万ユーロ(17億7000万ドル)となった。アナリストは14億4400万ユーロへの減益を予想していた。
最大の収益源である投資銀行部門の収入が予想通り2%減となった一方、リテール部門と法人部門が好調だった。
債券利回りの上昇、AI(人工知能)への懸念、地政学的紛争が投資家や企業の経営陣を不安にさせ、M&A(合併・買収)活動を冷え込ませ、投資銀行部門の収益にブレーキをかけている。
債券・為替トレーディング収入は、過去最高だった前年同期から3%減少。ただ、この減少幅は予想の範囲内で、米国の同業他社が記録した5%の減少ほど急激なものではなかった。
ドイツ銀行は通年の見通しについて楽観的で、グループ収入の予想を従来の「約330億ユーロ」から「330億ユーロ超」に上方修正した。