Shiho Tanaka

[東京 28日 ロイター] - ニデックは28日、2026年3月期の有価証券報告書について、監査法人の意見表明をこの日の提出期限までに得られなかったと発表した。会計不正に関与した役職員の特定・評価など、監査人が追加で要請した確認作業が続いているため。上場維持の審査に必要な内部管理体制の改善計画は30日に東京証券取引所に提出するとしているが、決算に適正意見がないままとなる。

不適切な会計などが明らかになった同社は、9月30日に提出した有価証券報告書に対し、PwCジャパン監査法人が意見不表明とした。東証による特別注意銘柄への指定から1年が経過する28日までに訂正報告書を提出することを目指したが、適正意見を得られなかった。

現在行っている確認作業を11月30日までに終えて監査人に報告する予定だが、この期限は「監査の完了時期や訂正報告書の提出時期を示すものではない」という。

一方、今月30日に内部管理体制確認書を東証に提出する予定で、その後、特別注意銘柄の指定解除に向けた東証の審査を受ける。

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