[台北 28日 ロイター] - 台湾中央銀行の楊金龍総裁は28日、消費者物価指数(CPI)上昇率が2027年に2%を大幅に上回れば利上げを実施すると述べた。
• 立法院(国会)で「来年のCPI上昇率は2%前後になると見込まれ、これは許容できる水準だ。だが、それを大きく上回る場合には利上げを行う」と述べた。
• CPI上昇率が2%を超えて推移してはならないと述べたことはないとし、2%はあくまで目安だと説明した。
• また、米国と台湾では物価情勢が異なり、台湾が米国の利上げに追随するわけではないとし、「台湾には独自の状況がある」と述べた。
• 台湾中銀は先月、市場の予想通り政策金利を据え置いた。ハイテク主導で経済は力強く、インフレが比較的緩やかであることを踏まえた措置だが、政策スタンスは引き締め方向との認識を示した。
• 楊氏は台湾ドルが今年、相対的に軟調となっていることについて、海外投資家による台湾株の利益確定売りが要因だと述べた。
• また、台湾の現在の外貨準備の8割は引き続き米債で保有しているとした。