[ジャカルタ 27日 ロイター] - インドネシアが27日に実施された隔週の国債入札は、応札額が過去2カ月平均の約半分にとどまり、落札額は調達予定を下回った。同国は、財政の持続可能性などが懸念され、投資家心理が冷え込んでいる。

財務省によると、応札総額は31兆1000億ルピア。13日の入札での64兆9000億ルピアの半分以下となり、過去2カ月間の平均(58兆8000億ルピア)を大きく下回った。

落札額は20兆7000億ルピア(約11億4000万ドル)。同省では、30兆ルピアの調達を目指し、最大45兆ルピアまで増額する予定だった。

応札が多かったのは、償還期間1年、6年、11年の国債。6年債と11年債の落札加重平均利回りは、前回入札から約30ベーシスポイント(bp)上昇した。

同国の株式市場はここ数週間、世界的な株価指数算出会社MSCIが16日にインドネシア株を「スタンドアローン市場」に格下げする可能性があると予想外の警告を発したことで打撃を受けている。主要株価指数のジャカルタ総合指数(JKSE)は年初来で約40%下落している。

通貨ルピアも年初来で8%超下げ、今年のアジア新興国通貨の中で最もパフォーマンスの悪い通貨となっている。

LSEGのデータによると、指標となる10年国債利回りは27日時点で7.454%だった。前日に付けた6月以来の高水準である7.470%からはわずかに低下した。

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