[コペンハーゲン 27日 ロイター] - ノルウェー・ノーベル委員会は27日、ベネズエラの野党指導者で2025年にノーベル平和賞を受賞したマリア・コリナ・マチャド氏の帰国を歓迎し、「同氏の帰国が民主派の野党勢力と、民主化を目指す平和的な運動を後押しすることを期待する」と表明した。

マチャド氏は25日、10カ月ぶりに帰国し、数万人の支持者に迎えられた。これまで数回帰国を試みたが実現せず、トランプ米政権との関係が緊張していた。

マチャド氏は24年の大統領選で、当時のマドゥロ大統領の対立候補として出馬することを禁止され、野党への弾圧を受けて出国した。

米軍は今年1月初めにマドゥロ氏を拘束、ロドリゲス副大統領が暫定大統領に就任。マチャド氏はその数週間後、ベネズエラ国民の自由に対するトランプ氏の尽力をたたえるとして、同氏にノーベル平和賞のメダルを贈呈した。

トランプ氏はこの称賛についてマチャド氏に謝意を示したが、自身こそが平和賞にふさわしかったと繰り返し主張。委員会が他の候補者を選んだのは不名誉で恥ずべきことだと批判している。

委員会は27日、「ここ数カ月で多くが変わったが、課題への対応は依然急務。ベネズエラにはなお、基本的人権、政治参加、自由な選挙に基づく民主主義への移行が必要だ」と表明した。

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