フランス南部、地中海に浮かぶコルシカ島を記録的な豪雨が襲った。

10月20日、島の北部に位置するオート=コルス県では、猛烈な雨によって河川が増水し、各地で大規模な洪水が発生。道路が冠水し、車が流されるなど、深刻な被害が広がった。

フランスの公共放送franceinfoは、「オート=コルス県:歴史的な降雨記録と大規模洪水」と題する動画を公開。記録的な豪雨によって被害を受けた現地の様子を伝えている。

今回の豪雨は、降水量の面でも異例の規模となった。

フランス気象局(Météo-France)によると、コルシカ島東部のソランザラでは、一連の豪雨で640.5ミリの降水量を観測。このうち538.5ミリがわずか6時間で降り、フランス本土とコルシカ島における観測記録を更新した。

豪雨の影響で、島内では道路の通行止めや鉄道の運休、航空便の欠航が相次ぎ、数千世帯が停電に見舞われた。

また、増水した川に車が流され、65歳の男性が死亡した。高齢者施設から入居者が避難する事態も発生した。

今回のような地中海沿岸の集中豪雨は、暖かく湿った空気が流れ込み、同じ地域で激しい雨が降り続くことで発生する。

観光地として知られるコルシカ島を襲った歴史的な豪雨。映像は、短時間の集中豪雨がもたらす洪水の脅威を伝えている。

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