Alexander Marrow
[ロンドン 22日 ロイター] - スイス食品大手ネスレが22日発表した第3・四半期決算は、既存事業売上高の伸び率が4%と、市場予想の3.4%を上回った。通期の伸び率は3─4%との見通しを維持した。
アンナ・マンツ最高財務責任者(CFO)は、ロシアによる事業接収を受け、グループ売上高の約2%を占めるロシア事業を9月末から連結対象から外したと明らかにした。既存事業売上高や販売数量、価格への影響はないとした。
ただ第4・四半期からは決算上の売上高、基礎的営業利益、フリーキャッシュフローに影響が出るという。マンツ氏は純資産を連結貸借対照表から除外することで、2026年の純負債が約9億スイスフラン(10億9000万ドル)増加すると説明した。
ネスレはロシアの資産16億フランを連結貸借対照表から除外し、為替換算調整の累計額として約14億フランの非現金費用を計上するとした。
第3・四半期の値上げ率は1.1%と、アナリスト予想平均の1.9%を下回った。販売数量の伸びを示す実質内部成長率(RIG)は2.8%と、予想の1.5%を上回った。