Abhirup Roy

[サンフランシスコ 21日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは21日、ロボタクシー「サイバーキャブ」の一般向け販売を年末までに開始することを目指していると明らかにした。同車には連邦規則が通常義務付けている手動操作装置がなく、米自動車安全当局が調査を進めている。

サイバーキャブは金色の2人乗り車両で、バタフライドアを備え、ハンドルやペダル、ミラーなしで自動走行する。

車両技術担当副社長のラース・モラビー氏は、第3・四半期決算発表後のアナリスト向け説明会で「テスラの成長に伴い、顧客に提供する車両は、自動運転専用に設計されたものが中心になる。サイバーキャブがその第1弾となる」と述べた。

「2026年末までにサイバーキャブを顧客に届けようとしている」とし、「今年は小規模にスタートし、顧客の手に渡る自動運転車の納車や保有、車両群の管理について学びながら規模を拡大していく」と語った。

テスラは9月上旬、テキサス州オースティンで少数のサイバーキャブによる有料乗車サービスを開始。しかし、その直後、米道路交通安全局(NHTSA)は、同社がサイバーキャブについて連邦の自動車安全規則に適合すると判断した根拠を調べるため、調査を開始したと発表した。

大半の国では新型車や新技術の投入前に規制当局の承認が必要だが、米国では自動車メーカーが連邦基準への適合を自己認証すれば、公道に投入できる。

NHTSAはコメントを控えた。同局は9月、テスラによるサイバーキャブ認証の根拠と、どの範囲の基準について同車に適用されないと判断したのかを調べていると説明した。同社の回答期限は10月30日となっている。

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