[台北 21日 ロイター] - 台湾の公平交易委員会(公正取引委員会)は21日、競争上の懸念を理由に、シンガポールのグラブによるフードパンダの台湾宅配事業買収を認めなかったと発表した。
東南アジア最大の配車・配達サービス会社グラブは3月、フードパンダの台湾宅配事業を現金6億ドルで買収すると発表していた。グラブにとって東南アジア域外への初進出となる計画だった。
公平交易委員会は、買収によって生じる競争への悪影響が経済全体への利益を上回ると判断した。フードパンダを傘下に置く独料理宅配デリバリーヒーローとグラブの両社が確約した条件についても「競争上の懸念を解消するには不十分」とした。