[フランクフルト 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のエコノミストらは21日のブログで、ユーロ圏経済は今年のエネルギーショックを予想以上にうまく乗り切っており、化石燃料への依存度低下、財政支援強化、そしてAI(人工知能)投資ブームが成長の維持に寄与していると述べた。

域内経済について、現在の石油依存度は1990年代初頭に比べて約半分に低下しており、エネルギー価格ショックの影響が限定的になっていると推定。AI関連の貿易がユーロ圏にとって「重要な追い風」となっており、技術関連の輸出受注やAI関連セクターが好調に推移していると指摘した。

一方で、財政刺激策といった支援の多くが一時的なものにとどまる可能性があると警告。世界的な需要、財政刺激策、AI投資が後退すれば、地政学的緊張が悪化したり、エネルギー市場で新たな混乱が生じたりした場合、ユーロ圏は脆弱な立場に置かれることになる。

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