Rajveer Pardesi Raphael Satter

[21日 ロイター] - 広く使われているプログラミング言語PHPの開発者チームは21日、深刻な脆弱性2件を修正するプログラムを公開すると発表した。欧州連合(EU)のサイバーセキュリティー当局は、修正を適用できない組織は影響を受けるウェブサイトを停止すべきだと警告した。

PHPはインターネット上で広く使われている。過去1日の間に、PHPで動くウェブサイトが深刻なサイバー攻撃で侵入される恐れがあるとの臆測が広がっていた。

サイバーセキュリティー企業ハントレスによると、PHPはウェブサイトの構築・管理やサーバーの共有サービス、管理画面などに幅広く使われているほか、PHPの使用を明示していない多くのソフトウエアも内部ではPHPで動いている。

PHPの開発側はセキュリティーに関する告知で、2件の脆弱性はいずれも深刻度評価基準「CVSS v4.0」で、最高10点のうち9.2と評価されていると明らかにした。その上で「修正版が公開され次第、速やかに更新する」よう利用者に呼びかけた。

修正プログラムは21日1400GMT(日本時間午後11時)に公開する予定としている。

EU機関サイバーセキュリティーサービス(CERT-EU)は20日の勧告で、9.2という評価は、認証なしで外部からコードを実行される危険性を示すと説明した。影響を受けるシステムなどに直ちに修正プログラムを適用できるよう準備を求め、対応できない場合は影響を受けるサイトの停止を検討すべきだとした。

ウェブホスティング企業ゴーダディは、この脆弱性により、攻撃者がインターネット経由で対象サーバー上でコードを実行できる恐れがあると説明。データの窃取やウェブサイトの改ざん、システム全体の乗っ取りにつながる可能性があるとした。

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