Rajesh Kumar Singh Aatreyee Dasgupta Mike Stone
[20日 ロイター] - 米航空宇宙・防衛関連企業ノースロップ・グラマンとRTXは20日、軍事プログラムからの堅調な需要により受注残高が過去最高水準に達したことを受け、通期利益見通しを引き上げた。
民間航空宇宙サービスに対する持続的な需要もRTXを押し上げたほか、競合するエンジンメーカーのGEエアロスペースは今年2度目となる通期見通し上方修正を行った。
RTX傘下レイセオンの第3・四半期売上高は14%増。海軍プログラムや、「パトリオット」、「スタンダード・ミサイル」、「トマホーク」を含む陸上・防空システムの販売増にけん引された。
RTXは自社の受注残高が前年比36%増の3400億ドルとなり、「再び過去最高を更新した」と明らかにした。
「B21レイダー」爆撃機や「F35」戦闘機部品を製造するノースロップは、航空システム部門で同様に14%の売上増を記録。同社の受注残高は9月30日時点で過去最高の1096億ドルに達した。
GEエアロスペースも同様に堅調な需要を記録し、民間用エンジンおよびサービス事業の売上高は2割以上増加して103億4000万ドルとなった。
しかし同社は、燃料価格の高止まりが長期化すれば、航空会社が運航を縮小し、エンジンの修理、予備部品、予備エンジンに対する需要が弱まる可能性があることを認めた。