Georgina McCartney

[ヒューストン 20日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、取引時間中に5カ月ぶりの高値を付けた後、反落して取引を終えた。イランのペゼシュキアン大統領とパキスタン軍トップのムニール陸軍元帥のテヘランでの会談や、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のサウジアラビアのインフラに対する攻撃継続、湾岸での船舶攻撃の報道など材料が交錯した。

清算値は、北海ブレント先物が0.76ドル(0.69%)安の1バレル=108.79ドル。取引時間中に一時、期近物が111.99ドルと、5カ月ぶりの高値を付けた。

米WTI先物11月限は1.87ドル(1.8%)安の101.79ドル。一時、110.48ドルの高値を付け、期近物として4月以来の高水準となった。より取引が活発な12月限は0.72ドル安の97.82ドル。

ペゼシュキアン大統領は20日、首都テヘランを訪問したムニール陸軍元帥と会談した。イランのヌールニュースによると、両氏は仲介の取り組みや地域情勢について協議した。

こうした中、フーシ派‌は19日、サウジアラビアのエネルギー​関連施設や空​港、軍事施設を標⁠的とした複数​の攻撃を実施した​と表明。サウジ西部の紅海沿岸都市​ヤンブーにあ​る国有石油企業サウジアラ‌ムコの⁠施設、シャイバ油田、首都リヤドのキング・ハー​リド国際空​港、⁠アブハ空港を攻撃した​とした。

INGのアナリストは20日付のリポートで「原油価格は引き続き底堅く推移している。これは、情勢の不安定さを踏まえ、市場が大きなリスクプレミアムを織り込んでいることを示唆する」と述べた。

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