[ロンドン 20日 ロイター] - 英国防省は20日、空軍のタイフーン戦闘機をサウジアラビアに派遣し、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻勢に対応した防空任務に当たると明らかにした。サウジ政府からの要請に基づくもので、フーシ派への攻撃は行わないという。

フーシ派はここ数週間で、サウジの石油施設などに対する攻撃を強めている。英国は、攻撃が地域の安定を脅かし、エネルギー供給や貿易の混乱を招く恐れがあると警戒している。

ストリーティング国防相は声明で「サウジに対するフーシ派の攻撃継続は卑劣だ」と指摘。リヤドの空港が標的となったことなどに情勢の悪化具合が示されているとし、追加支援を承認したと述べた。「タイフーンはドローンやミサイルからサウジ空域を守る防衛任務に就く」と説明した。今年9月に発表した空中給油に加え、支援を拡大。輸送機や軍事顧問も派遣する。バーナム首相は今月、要請があれば追加支援を検討する用意があると述べていた。

イエメン当局によると、フーシ派は19日、サウジが支援する暫定政府治安部隊の訓練施設を攻撃し、58人が死亡した。

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