[香港 20日 ロイター] - 中国・香港株式市場は下落して引けた。中国政府が主要政策金利を据え置き、国内総生産(GDP)指標は堅調だったことから、追加景気刺激策への期待が後退した。

中国本土のCSI300指数は0.5%安で終了。上海総合指数は0.1%高となった。

CSI銀行株指数は0.9%下落し、金融セクターは1.2%下げた。、金価格の下落が続いたことで金関連セクターは1.8%軟化した。

深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は0.3%下落、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は1%上昇した。

香港市場ではハンセン指数が1.3%下落、ハンセンテック指数は1.5%下げ、約2年ぶりの安値を付けた。

堅調なGDP(国内総生産)統計を受け、政策当局がさらなる金融緩和を急ぐ様子はないことを示す兆候として、中国は20日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の予想通り17カ月連続で据え置いた。

中国経済は前四半期に3年ぶりの低水準から持ち直し、4.5%成長と市場予想を上回った。堅調な輸出が低調な内需を補った。

メイバンクのアナリストはリポートで、全体として安定した成長が「新たな財政・金融刺激策を打ち出す緊急性を低下させている」と指摘。追加の刺激策がなければ、低調な国内投資と消費により成長はやや鈍化するとの見方を示した。

中小型株中心の北証50成分指数は3.9%急伸して引けた。中国証券監督管理委員会(証監会)が北京証券取引所の発展を支援するため、連動する上場投資信託(ETF)を立ち上げると表明したことが好感された。

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