[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比1.30%(841円28銭)安の6万4075円42銭で取引を終えた。人工知能(AI)向けクラウドサービスを手がける米コアウィーブを巡る懸念を背景に、AI・半導体関連株を中心に売り優勢となった。原油高から景気敏感株も含め全体的に物色面は低調でTOPIXも軟調。買い材料が見当たらず、売りが一巡した後も安値もみ合いに終始した。
前日の米国株式市場ではハイテク株の比重が高いナスダック総合が堅調だったが、引き続き米コアウィーブに対する懸念が残り、AI・半導体関連株が売り先行で始まった。
その後、これらの銘柄は値ごろ感から買い直される場面があったものの、原油価格の高止まりが嫌気される格好で、景気敏感株にも軟調な銘柄が目立った。
AI関連、景気敏感のバリュー株がそろって軟調となり、地合いが悪化したとの指摘がある。「日経平均、TOPIXがパラレルに推移したことで、ある意味分かりやすい相場だった」(国内証券ストラテジスト)という。
市場では「米コアウィーブを巡る懸念がくすぶる中、引き続きAI関連株が厳しいが、この7月がそうだったように、ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)や日本の半導体関連企業の決算発表で流れが変わる可能性もある」(SBI証券・投資情報部長の鈴木英之氏)との声もあった。
TOPIXは1.43%安の4009.21ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.44%安の2066.1ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆7992億3400万円だった。
東証33業種では、値上がりはその他製造、小売業など9業種、値下がりは非鉄金属、銀行業、ガラス・土石製品など24業種。
個別では、キオクシアHLDG、ソフトバンクグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、東京電力ホールディングスは軟調に推移したものの、ファーストリテイリングは高い。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が下落し、2.74%安(21.00ポイント安)の745.91ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが335銘柄(21%)、値下がりは1181銘柄(76%)、変わらずは37銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 64075.42 -841.28 64755.49 63,807.15─6
4,822.22
TOPIX 4009.21 -58.27 4052.09 3,996.57─4,
059.78
プライム指数 2066.10 -30.17 2089.09 2,059.64─2,
092.22
スタンダード指数 1653.20 -31.36 1685.88 1,653.00─1,
685.88
グロース指数 952.95 -26.36 980.09 951.24─980.
09
グロース250指数 745.91 -21 767.84 744.34─767.
84
東証出来高(万株) 214872 東証売買代金(億円) 67992.34