Atsuko Aoyama
[東京 20日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 158.15/158.19 1.1227/1.1229 177.59/177.60
午前9時現在 158.52/158.54 1.1213/1.1215 177.76/177.77
NY午後5時 158.48/158.52 1.1211/1.1214 177.71/177.75
午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル安/円高の158円前半で推移している。来週以降の重要イベント待ちで材料に乏しく、レンジ相場が続く。午前中は直近のレンジの上限でもみ合っていたドル/円は、レンジを上抜けできず押し戻され、午後に入ると米長期金利の低下などを背景にさらに軟化した。好調な20年債入札も円相場の支えになったとの声もある。
ドルは朝方に前日の高値を上抜けると158.60円まで上伸。その水準でもみ合った後は押し戻され、午後に入るとじりじりと水準を切り下げた。米金利の低下に加え、円債市場での20年債入札で「ある程度需要がみえたことが円相場をサポートしたのではないか」(国内銀行のストラテジスト)との声がある。
20年債入札について、市場では非常に強い結果との受け止めが聞かれた。
日米中銀の金融政策決定会合や米中間選挙を控え、ドル/円相場は手控えムードも強く、レンジ相場が継続している。160円に接近すれば為替介入への警戒感が上値を抑える一方、構造的な円売り圧力は変わらず「円高になる環境でもない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト)との見方は根強く、下値も堅い。
中間選挙では選挙予測サイトで民主党が優勢とも伝わる中、AI(人工知能)を振興する現在の米政権の政策を後退させる可能性があるとして、株価影響への懸念からドル買いに慎重姿勢がみられる。一方、為替市場への影響を巡っては、金融政策面での影響などでトランプ現政権に一定の歯止めがかかるのであれば「かえってドルが安定する可能性もある」(植野氏)との指摘も聞かれる。