[ジャカルタ 20日 ロイター] - インドネシア証券取引所は20日、株式の売却規制を一段と強化した。世界的な株価指数算出会社MSCIが同国の「新興国市場」としての分類を取り消し、世界の株価指数から除外する意向を示したことを受け、記録的な株安が起きており、当局は対応を急いでいる。
• 同取引所は19日、自動で注文が拒否されるシステムの下落率基準を15%から7%に変更していた。ジャカルタ総合指数が2営業日で16%下落し、LSEGの記録がさかのぼれる1990年以降で最大の下落率となったことが背景。
• 20日には、下落幅の上限を1ルピア(0.0001ドル)とする措置の対象を、従来の1株10ルピア以下の銘柄から14ルピア以下の銘柄に拡大した。
• MSCIはインドネシア株式市場の分類を「新興国市場」から「スタンドアローン」に引き下げることを提案している。ゴールドマン・サックスによると、この変更が行われると「フロンティア」市場向けファンドからの資金流入による相殺効果は見込めず、50億ドルを超える資金流出が生じる見通しだ。
• ジャカルタ総合指数は20日、落ち着きを取り戻した。