[北京 19日 ロイター] - 中国の李強首相は19日、中国政府が「過激主義」および「分離主義」と見なすものに対抗するため、タジキスタンとの安全保障・情報協力の深化を呼びかけ、同国が中国国民を保護するために「強力な措置」を講じることを期待すると述べた。

中国はかねてより、中央アジアでの暴力が、イスラム教徒が多数を占めるウイグル族が住む最西端の新疆ウイグル自治区に波及することを懸念してきた。中国は、新疆で過去に相次いだ一連の攻撃の背後にはウイグル過激派がいたと主張している。

中国国営の新華社通信によると、李首相はタジキスタンのラフモン大統領に対し、両国は法執行と安全保障における協力を深化させ、情報交換と共有を強化すべきだと伝えた。

また李氏は、中国とタジキスタンはテロリズム、分離主義、過激主義の「三つの悪の勢力」と共同で戦い、地域の平和と安定を守っていくべきだと語った。

人権団体は、中国がウイグル人を厳しく弾圧し、彼らの宗教的、文化的、言語的権利を制限していると指摘しているが、中国は、いかなる人権侵害も発生していないと否定している。

タジキスタンと山岳地帯で国境を接する中国は、同国への主要な投資国だ。

昨年末、タジキスタンで中国人5人が殺害される事件が発生したが、当局は、この攻撃が隣国アフガニスタンから仕掛けられたものだと発表した。

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