[ブダペスト 16日 ロイター] - ハンガリーのマジャル首相は16日、ブリュッセルでウクライナのゼレンスキー大統領と初会談し、両国関係を再構築することで合意したと明らかにした。

マジャル氏は「ロシアの非人道的な侵略に対して、ウクライナへの全面的な連帯を確約した」と交流サイト(SNS)フェイスブックに投稿。ロシアとの停戦や恒久的な和平の実現に向け、あらゆる外交手段を用いて支援する用意があると述べた。

ゼレンスキー氏は今回の会談について「非常に良かった」と評価。多くの議題を協議したとし、今後ハンガリーを訪問することもあり得るとした。

ハンガリーのオルバン前首相は、ウクライナへの支援や欧州連合(EU)加盟に反対していた。政権交代で首相に就いたマジャル氏は対立を避ける姿勢を取りつつ、ウクライナのハンガリー系少数民族の権利に関する進展を求めてきた。また、ウクライナに武器を供与しないと繰り返し発言している。会談を受け「権利強化を巡って合意したことを歓迎する」とし、ウクライナ議会による少数民族の教育に関する法案の可決について「相互の信頼関係を回復するための第一歩になる」と述べた。

ウクライナ議会が今月法案を可決したことを受け、マジャル政権はウクライナのEU加盟の取り組みへの反対を撤回。ウクライナは13日、域内市場と競争力に関する基準を巡ってEUとの協議を開始した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。