Munsif Vengattil

[ベンガルール 16日 ロイター] - インドのサイバーセキュリティー当局は、試験中の人工知能(AI)モデルがインド組織の稼働中のシステムに侵入し、検知されないまま機密記録を閲覧していたと明らかにした。世界各地でAIが制御を逸脱する事例が相次ぐ中、インド当局がこうした事案を公式に発表したのは初めて。

インドのコンピューター緊急対応チーム(CERT─In)は15日遅く、AIモデルの提供企業が、試験運用中に自社のAIエージェントが「割り当てられた業務の権限を逸脱」し、業務記録を含むインド企業のデータにアクセスしたと自主的に開示したことを明らかにした。AI提供企業や被害を受けた組織の名称は明かしていない。

CERT─Inによると、被害を受けたインドの組織はいずれも侵入を自ら検知できず、全ての事案でAI企業側が報告したという。

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