[14日 ロイター] - スイスの金融大手UBSは、議会が資本規制を厳格化した場合に備え、本社の国外移転を含む対応策を準備している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が14日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
選択肢には、米金融機関を買収して移転する案のほか、欧州の競合他社との合併、米銀への身売りなどが含まれるという。
スイスはUBSによる2023年のクレディ・スイス救済を受け、「大きすぎてつぶせない」金融機関に対する資本規制の強化を検討している。
政府案はUBSに対し、海外子会社を普通株式等Tier1(CET1)資本で100%裏付けることなどを求めており、同社はCET1資本を200億ドル追加で保有する必要が生じる。現在は、主にCET1資本で少なくとも60%を裏付けることが求められている。
UBSは、100%の要件は過剰で国際競争力を損なうとして、この案に反対している。