[エルサレム 14日 ロイター] - コロンビアは14日、エルサレムに大使館を開設した。同地に大使館を置く10番目の政府となった。パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの行動を理由に同国と断交した前政権の政策を、8月に就任したデラエスプリエジャ大統領が転換した。
・大半の国はテルアビブに駐イスラエル大使館を置いているが、イスラエルはエルサレムを首都と見なしている。
・イスラエルのサール外相は「エルサレムにおける大使館開設は、同市がイスラエルの首都という単純な政治的事実の認識にとどまらない。誠実な人なら誰も否定できない歴史的真実を認めることでもある」と述べた。
・コロンビアのブラ外相は開設式典で「われわれは今日、決して断絶されるべきではなかった両国の外交関係の回復に向けて具体的な一歩を踏み出す。イスラエルはこれまでも常に戦略的パートナーであり、今後はその関係がさらに強固になる」と述べた。
・イスラエル外務省によると、サール氏とブラ氏は14日に2国間協議を行う。コロンビア外務省は声明で、政治対話、安全保障・防衛協力、貿易強化、新たな投資機会が焦点になるとした。
・パレスチナのシェイフ副大統領は大使館開設について、「われわれはこれを、国際法と国際的な正統性に基づく諸決議を無視し、聖地の特別な法的・歴史的地位を侵害する措置と見なす」との非難声明を発表した。