Sam Li Lewis Jackson
[北京 15日 ロイター] - 15日序盤の原油先物価格は1ドル以上下落。米国が「影の船団」への制裁緩和を検討していることを受けた。
0116GMT(日本時間午前10時16分)時点で、北海ブレント先物は1.39ドル(1.31%)安の1バレル=104.67ドル。米WTI先物は1.02ドル(1.07%)安の94.07ドル。
前日の取引では、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアの石油大手サウジアラムコの本社を攻撃したほか、イランが原油価格を高止まりさせるため、船舶への攻撃に新たな戦術を導入していると表明したことを受け、WTIは3週間ぶりの高値を記録していた。
トランプ米政権は、過去最高水準にある世界の海上輸送運賃を引き下げるため、ロシアやイラン、ベネズエラなどの原油・石油製品を輸送してきた「影の船団」への制裁緩和を検討している。米当局者が14日明らかにした。
関係筋によると、9日までの1週間で米原油在庫は1110万バレル減少。ロイターが調査したアナリストの予想を大幅に上回る減少幅だった。
海通期貨は15日のリポートで「在庫の大幅な減少にもかかわらず、原油価格はほとんど反応しなかった。強気材料にもかかわらず価格が上昇しなかったことは、投資家が現在の水準で価格の上昇を追いかけることに慎重になっていることを示唆している」と述べた。