[14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が14日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で、米国の労働市場は雇用も解雇も低水準にとどまる状態が続く一方、一部地域でインフレ圧力が強まっていることが示された。
地区連銀経済報告は「企業はディーゼル(軽油)価格の高止まりを報告し、燃料サーチャージを通じてコスト上昇がサプライチェーン全体に転嫁されていると指摘した」と報告。物価動向について、12地区連銀のうち3地区で全般的な価格上昇が「力強い」と報告され、8地区は「緩やか」と報告された。
雇用については、大半の地区で全体的な雇用水準にほとんど、もしくは全く変化がみられなかったと報告した。
全般的な経済活動は、2地区で「緩やかな」ペースで成長。3地区は「控えめ」なペース、4地区は「小幅な」成長を報告し、3地区では経済活動に大きな変化は見られなかった。国内の多くの地域で企業が景気見通しについて前向きな見方を維持していると報告されたが、「成長見通しは概して小幅なものにとどまり、製造業がけん引する一方で、根強い不確実性が重しとなっている」とした。
今回の報告は10月5日までに収集された情報に基づき、フィラデルフィア地区連銀が作成した。