[上海 14日 ロイター] - 中国株式市場は下落し1年超ぶりの安値で引けた。人工知能(AI)関連サプライチェーン銘柄が売られた。
CSI300指数は終盤に2025年8月以来の安値を付け、1.4%安で終了。上海総合指数は0.9%安。
香港のハンセン指数は0.1%安。大手テック株は0.9%上昇したが、依然2年ぶりの安値付近にとどまっている。
中国の9月の生産者物価指数(PPI)は4年超ぶりの高い伸びとなった一方、消費者物価は市場予想を下回る伸びにとどまった。原油やコモディティー(商品)価格の高騰が、上流部門の価格を押し上げた一方、国内需要の弱さが幅広い物価圧力を抑制した。
原油高を背景にCSIエネルギー指数は約2%上昇した。
生活必需品株は0.3%高。
AIサプライチェーン関連銘柄は後場に一段安。5G通信指数は3.8%下落。上海証券取引所の新興ハイテク企業向け株式市場「科創板」の科創板50指数は3.3%安となった。
中国の株価指数は、政府の大規模景気刺激策を受けて急伸した2年前の水準に近づいている。HSBCのアナリストは、上海総合、CSI300、深セン総合各指数の2026年末目標を9─15%引き下げ、それぞれ4100、4800、1万4500とした。現在の水準から8─15%の上昇余地があることを意味する。
HSBCは、バリュー株は7月以降グロース株をアウトパフォームしているが、グロース株のバリュエーションの低さや利益見通しの上方修正の勢いの強さを理由に、この傾向は一時的なものにとどまる可能性があると指摘した。