[14日 ロイター] - LSEG(ロンドン証券取引所グループ)は14日、米半導体大手エヌビディアと提携したと発表した。エヌビディアの技術を活用し、金融機関が大量の過去の市場データをより高速かつ大規模に処理・分析できるよう支援する。
LSEGによると、エヌビディアの専用プロセッサーを使えば、元のデータを複製せずにそのまま処理し、全ての取引と気配値を数秒で調べて分析結果を得られる可能性が示された。株式取引の24時間化が進む中、調査をより速く、リアルタイムに近い形で行えるようになるという。
LSEGのデータ・分析部門の共同責任者ロン・レファーツ氏は「今回の提携により、顧客は信頼性が高く、適切に管理されたLSEGの『ティック・ヒストリー』から、より多様な方法で情報を得られるようになる。顧客は詳細な過去のデータを高速で処理したいと考えている」と述べた。
同社によると、ティック・ヒストリーには、580の取引所や取引施設、データ提供者から集めた30年分のデータが収められている。対象は1億の金融商品で、データ量は約110兆行に上る。