[14日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)チーフエコノミストのヒュー・ピル氏は14日、市場が今後1年間に1回当たり0.25%ポイントの利上げを計4回織り込んでいることについて、懐疑的な見方を示した。ピル氏は9月の金融政策決定で利上げを支持していた。
ピル氏は、バンコクで開かれている国際通貨基金(IMF)会合に合わせてシティが主催したイベントで「市場の織り込みに沿って25ベーシスポイント(bp)の利上げを4回行うことが必要なのかどうか。この点に関しては私はやや懐疑的だ」と述べた。
「金融政策を適切なものにすることが重要だ。そのためにはまだやるべきことがあるが、今後1年間に4回の利上げが適切なのだろうか」と語った。
9月の金融政策委員会(MPC)では、ピル氏と他の委員2人が利上げに票を投じた。一方、ベイリー総裁を含む過半数の委員は、中東紛争がインフレに及ぼす影響を見極める必要があるとして、金利据え置きを支持した。