[14日 ロイター] - オランダの半導体製造装置大手ASMLは14日、人工知能(AI)関連需要急増を背景に同社の半導体露光装置に対する引き合いが極めて強く、2027年および28年の顧客需要に完全には対応できない見通しだとし、生産能力拡大策を検討していると明らかにした。第4・四半期の売上高と粗利益率の予想は、市場予想を上回った。
クリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は声明で「今や、顧客との協議の多くは、27年以降へシフトしている」と述べた。
同社は7月、生産能力を27年に30%、28年にもさらに30%拡大する方針を示していた。フーケ氏は、「28年向けの受注が多数入っている。さらに、29年、30年向けの発注に向けた強い関心も寄せられている」と語った。
ASMLは第4・四半期の純売上高が142億─152億ユーロ(159億─170億ドル)、粗利益率は約57%になると予想した。LSEGによるアナリスト予想は、売上高141億9000万ユーロ、粗利益率55.4%。
ASMLは、26年の純売上高予想を440億─450億ユーロとし、従来の430億─450億ユーロからレンジを絞り込んだ。粗利益率は約56%と予想した。