[13日 ロイター] - デンマークの製薬会社ジーランド・ファーマと米国のバイオテクノロジー会社ジェネレート・バイオメディシンズ は13日、人工知能(AI)を活用した肥満症およびその他の代謝性疾患を対象としたタンパク質ベースの治療薬の開発で提携することで合意したと発表した。全ての目標を達成した場合、ジェネレートは総額12億ドル弱を受け取る契約となっている。

製薬各社は、デンマーク製薬大手ノボノルディスク や米同業イーライリリー が手がける大ヒット商品であるGLP-1受容体作動薬系の減量薬に代わる新たな肥満症薬の開発を競い合っている。

契約は、ジェネレートが前払い金として3000万ドルを受け取り、初期臨床段階の中間目標を達成すれば最大3500万ドルを追加で受領するなどの内容となっている。

米ベンチャーキャピタルのフラッグシップ・パイオニアリングが支援するジェネレートは、今年早期に株式を上場した。AIを活用した技術を用いてタンパク質ベースの医薬品を開発している。今回の契約の下で、ジェネレートは候補化合物選択に至るまで研究を主導し、ジーランドは臨床開発、規制当局への申請、世界的な商業化を担う。

この提携は、一度に複数の生物学的標的に作用するよう設計された医薬品である多特異性タンパク質療法に焦点を当てる。ジーランドによると、これらの治療法は単一の医薬品内で肥満に関連する複数の疾患経路を標的とすることが可能で、製薬各社がより効果的な治療法を模索する中、このアプローチへの関心が高まっているという。

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