ダットンは日常的におもちゃ関連の事故に対応しているが、CPSが取り上げたようなケースは一端にすぎないと指摘する。
「我々が目にする中で最も多いのは、おもちゃ本体や断片をのみ込んでしまうケース。喉に詰まらせたり、口をけがしたり、硬いものを噛んで歯が折れたりすることもある」
猫には特有の危険もある。
「猫に関しては、おもちゃに付いているひもやリボンをのみ込んでしまった場合、特に危険が大きい」
飼い主については「なくなったものがあることに気付いてすぐ来院する人もいれば、嘔吐や食欲不振、いつもと様子が違うといった理由でしばらくしてから来院する人もいる」という。
CPSに寄せられた報告では、ナイロン、プラスチック、ラテックス、シリコン、ロープ、布の詰め物、ワイヤー部品など、さまざまな素材が事故につながっていた。件数が多かったのは、ペットがのみ込んだおもちゃの断片が、その後消化管に詰まったというケースだった。
ペット用おもちゃは、ペットが日常的に噛んだり引き裂いたり、時にはのみ込んだりしているにもかかわらず、子供用の玩具に比べてはるかに規制や監視が緩いとリポートは指摘する。
しかも緊急治療には高額の費用がかかる。CPSが聞き取り調査を行った飼い主は、のみ込んだ異物を取り除く処置のために数千ドルを費やしたと報告。中には手術代が1万5000ドルを超えるケースもあった。
次のページ