Takahiko Wada

[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した9月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比5.3%増の681兆9747億円だった。伸び率は前月から変わらず、残高は2000年1月以降の最高を更新した。累次の利上げにも関わらず、M&A(企業の合併・買収)や不動産関連、経済活動の改善に伴う資金需要が続いている。

業態別では、都銀等が7.7%増の280兆9598億円。地銀・第二地銀は4.1%増の320兆7868億円、信金は2.0%増だった。

日銀は9月の金融政策決定会合で利上げを決めたが、その影響は今後出てくるとみられる。これまでの利上げの影響について、日銀の担当者は、大企業を中心に余剰資金を圧縮する動きがみられていると話す。ただ、M&A資金や大口の貸出もしっかり出ている中で、貸出残高トータルとして見れば影響はあまり見えていないという。

預金平残は、都銀・地銀・第二地銀の3業態と信金の合計で1.6%増の1071兆5876億円となった。

*日銀の発表資料は以下のURLをダブルクリックしてご覧下さい。

貸出・預金動向: http://www.boj.or.jp/statistics/dl/depo/kashi/kasi2609.pdf

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