[北京 12日 ロイター] - 中国政府は12日、パラグアイの通信相とベリーズの外相に対し制裁を科した。両国が、中国が自国領土と主張する台湾との関係を維持していることを理由。

パラグアイとベリーズは台湾と公式な外交関係を維持している12カ国のうちの2カ国。

中国外務省は、制裁発動の理由として国家主権と安全保障を挙げ、ベリーズとパラグアイの複数の政治家が台湾との外交関係維持を推進する中で「反中」姿勢をとってきたと指摘した。

同省の通知によると、制裁措置には香港およびマカオへの査証(ビザ)発給の禁止や、中国の組織・個人が対象者との間で取引や協力、その他の活動を行うことの禁止が含まれる。

台湾と国交を持つ国の閣僚が中国を訪問することは通常なく、制裁は象徴的な意味合いが強い。こうした制裁はこれまで、主に、台湾を支持する欧米の政治家に主として科せられてきた。

パラグアイのビジャテ情報通信技術相は6月、同国で台湾の陳明祺外交部政務次長(外務次官)と会談。ベリーズのフォンセカ外相は9月に同国で台湾の林佳龍外交部長(外相)と会談した。制裁発表の直前に在台湾ベリーズ大使館はフェイスブックの公式ページに、両国の国交樹立から37年となる10月11日の記念日を祝うメッセージを投稿していた。

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