Andrew MacAskill

[ロンドン 11日 ロイター] - 英国のバーナム首相は、2016年の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票にロシアが干渉したと述べ、フランスとドイツの有権者に対し、ロシアが支援する政治への影響工作に警戒するよう呼びかけた。

10年前の国民投票にロシアが干渉した証拠があると公言した英首相は同氏が初めて。

バーナム氏は11日に公開されたポッドキャストのインタビューで「首相官邸入りに際し、16年の国民投票にロシアの干渉があったのかと尋ねた。あったという明確な回答を得た」と語った。

ロシアがどのように干渉したと考えているかについては説明せず、発言の根拠となった証拠の詳細も明らかにしなかった。

在ロンドンのロシア大使館はコメント要請に返答していない。

ロシアはこれまで、EU離脱を巡る国民投票への干渉を否定し、英国が反ロシアのヒステリーに陥っていると主張してきた。

バーナム氏は、欧州の民主主義国家の有権者は政治を混乱させようとする動きについて、より十分な情報を得る必要があると指摘。「こうしたことを今、明確に記録に残すのが重要だ。こうした政治の動きの一部が、われわれの敵、つまりロシアによって引き起こされているとドイツやフランスの有権者が理解する助けになると考えている」と語った。

英議会の情報安全保障委員会が20年に公表した報告書によると、英政府は16年の国民投票にロシアが干渉したかどうかを解明できなかった。

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