[ニューデリー 11日 ロイター] - インドの首都ニューデリーは11日、選挙管理委員長の辞任を求める若者らの抗議活動が2日目を迎えるのを前に警戒が続いている。裁判所は、警察が前日拘束した若者中心の団体「ゴキブリ人民党(CJP)」創設者アビジート・ディプケ氏ら幹部3人の釈放を命じた。

ニューデリーでは10日、有権者名簿の見直しを巡り、選挙管理委員長の辞任を求める数千人規模の抗議集会が予定されていた。当局は集会を阻止するため市中心部を封鎖。ディプケ氏らはデリーに到着した航空機から降りる際に拘束された。

CJPの法務責任者ラトナ・シン氏は、ディプケ氏らが今後1年間、治安を乱さないことを条件に釈放されたとXに投稿した。ソーシャルメディアで著名な活動家ドルーブ・ラティ氏も拘束されていたが、内務省当局者によると、今後の抗議活動に参加しないことを条件に11日未明に釈放された。

警察は10日、2000人以上を拘束。11日も数千人の警察官や準軍事組織要員を市内各地に配置した。10日に拘束された人の大半は同日夜までに釈放された。

野党やモディ政権の批判勢力は、抗議参加者に対する当局の対応は強権的だと批判。国連機関も平和的な集会の権利を保障するようインド当局に求めた。

インド外務省は11日、国連の対応を批判し、声明は「インドの内政への不当な干渉だ」と反発した。

抗議活動では、有権者名簿の見直しがモディ首相の与党インド人民党(BJP)に不当に有利に働いているとして、ギャネシュ・クマール選挙管理委員長の辞任を求めている。選管とBJPはこうした指摘を否定している。

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