[9日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、米国とロシアがロシア産ディーゼル(軽油)の供給で合意したことについて、「終わらせるべき戦争への投資だ」と非難した。

ゼレンスキー氏は「ロシアのプーチン大統領に対する贈り物は、平和も、文明世界へのいかなる利益ももたらさない」とXに投稿。「ロシアによる石油製品の販売を認めることは、終わらせるべき戦争を長引かせるための投資だ」とし、「必要なのはロシアとの相互的な形での真の緊張緩和だ」と訴えた。

さらにその後、通信アプリ「ワッツアップ」で記者団に対し、ウクライナ代表団がロシアとの戦争終結への協議に向けた訪米中に発表されたこの合意について、「われわれのチームは体裁を取り繕うために利用されているに過ぎないと考えている。それは決して公正ではないし、パートナー同士がとるべき態度でもない」と非難。「私の見方では、これは強い立場にあるパートナーが下した弱腰な決定だ」と述べた。

トランプ米大統領はこの日、プーチン大統領との「極めて成功した」協議の結果、ロシアが米国と世界市場向けにディーゼル(軽油)30万トン超を直ちに供給することで合意したと明らかにした。

ゼレンスキー大統領は前日、ロシアとウクライナの和平を仲介する米国主導の取り組みの一環として、ウクライナ代表団が9─10日に米国で協議を行うと明らかにしていた。

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