[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロなどの主要通貨に対しやや上昇した。市場で様子見姿勢が強まる中、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を見極めようと、FRB当局者の発言が注目されている。

終盤の取引でドルは対円で0.25%高の158.25円。週間ベースで円は対ドルで4週連続で下落した。

ユーロ/ドルは0.1%安の1.1198ドル。週間ベースでは約0.5%下落した。週間ベースでは5週連続の下落で、2025年初旬以降で最長となった。ユーロはフランスの公的債務などに対する懸念などが重荷になり、5日の取引で1.1161ドルと1年5カ月ぶりの安値を更新していた。

世界の債券市場はこれまで売りが優勢だったが、トランプ米大統領が中間選挙前にイランを攻撃しないと表明し原油価格が下落したことなどで、この日は落ち着きを取り戻した。マネーコープ(コネティカット州スタンフォード)のトレーディング・ストラクチャード商品部門責任者、ユージン・エプスタイン氏は、この日の取引について「様子見姿勢が強い」と指摘。「ドル相場はFRB当局者の発言に反応しやすい状況になっているため、誰もがFRB当局者の発言が一巡するのを待っている」と述べた。

CMEフェドウオッチによると、27─28日の連邦公開市場委員会(FOMC)で少なくとも0.25%ポイントの利上げが決定される確率は19.4%。ただ、その次の12月8─9日のFOMCで利上げが決定される確率は85.8%と、年内に追加利上げが実施されるとの観測は依然として強い。

来週はウォ​ーシュFRB議長が16日にタイのバンコクで開かれる国際通貨基金(IMF)年次総会で講演を行う。

主要通貨に対するドル指数は0.13%高の102.25。週間ベースでは約0.3%上昇。上昇は4週連続で、25年5月以来の長さとなる。

ドル/円 NY終値 158.31/158.36

始値 158.32

高値 158.42

安値 158.17

ユーロ/ドル NY終値 1.1201/1.1202

始値 1.1207

高値 1.1214

安値 1.1188

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