[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、ロシアのプーチン大統領との「極めて成功的な」協議の結果、ロシアが米国と世界市場向けにディーゼル(軽油)30万トン超を直ちに供給することで合意したと述べた。

トランプ氏によると、ロシアは製油所の稼働状況に応じ、その後に短期間のうちに合計300万トンのディーゼル燃料を供給。11月に50万トンを直ちに供給し、その後さらに100万トンを速やかに供給するという。

これに先立ちトランプ氏は、ホワイトハウスでのイベントで「ディーゼルに関して間もなく大きな発表がある」とし、「われわれはこの問題を徹底的に解決するつもりだ」と述べていた。

これに関連して複数の業界関係筋は、トランプ氏は一部の省庁トップに対し、ディーゼル価格の抑制策を検討するよう近く指示を出す可能性があるとの見方を示していた。トランプ氏は大統領覚書などの形で、エネルギー生産を妨げている州・地方レベルの規制を回避する方策の検討を関係当局に求めるほか、冷戦時代に制定された国防生産法(DPA)を活用して原油や燃料の生産拡大を促す可能性があるとしていた。

米国とイスラエルによるイランへの攻撃が始まって以来、ディーゼル価格は約70%急騰し、11月3日の米中間選挙まで約1カ月となる中、米国のディーゼル価格は過去最高値近辺を推移している。

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