[上海 9日 ロイター] - 中国株式市場は主要指数が小幅高。午後には前場の下げから戻したが1年ぶりの安値付近で引けた。人工知能(AI)関連のサプライチェーン銘柄が売られた。香港株はインターネット企業の値上がりを背景に上昇した。

CSI300指数は0.2%高、上海総合指数は0.1%高で終了。香港のハンセン指数は1.8%上昇した。

週間では、CSI300指数は1%近く下落し、9週連続の下げとなった。ハンセン指数は1%高だった。

5G通信指数は一時6%下落し、2カ月ぶりの安値を付けた。ハイテク関連中心の上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は一時4%下落し、5カ月ぶりの安値を付けた後、ほぼ横ばいで取引を終えた。

午後の取引ではセンチメントが改善し、ファーテン・ベリエンウォルド(華泰柏瑞)CSI300ETFなど、一部の主要大型株・小型株ETFの売買高が約2カ月ぶりの高水準に達した。

AIデータセンター向け光トランシーバーの大手メーカー、中際旭創は1%安。メモリー半導体大手、長鑫存儲技術(CXMT)は1%高で引けた。

石炭指数は1.4%高、生活必需品株指数は0.8%高となり、投資家はリスク抑制のためディフェンシブ銘柄や伝統的セクターへと乗り換えた。

香港市場のハイテク大手株は反発し、3.1%上昇した。ただ、指数は2年ぶりの安値付近で推移している。

中国人民銀行(中央銀行)は8日、為替政策に対する海外からの批判に反論し、競争的な通貨切り下げを行ったことはないと表明した。欧州の政策当局者は、中国の記録的な貿易黒字と輸出急増を抑制するために人民元の上昇を求めている。

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