[6日 ロイター] - 米CNNは6日、米国が中国との間で核施設相互視察の開始について協議しており、今後数カ月の間に予定されている対面会談でも、その実現に向けて引き続き働きかけていく方針だと報じた。
CNNが関係筋の話として伝えたところによると、相互訪問の構想は今年行われた米中当局者の協議で中国側が提起し、米エネルギー省傘下の国立研究所や中国の同等施設への訪問が検討された。米中当局者協議は主に、国連安全保障理事会常任理事国の会合の合間に行われてきたという。
トランプ米大統領は先月、中国の習近平国家主席と会談した際、米中ロ3カ国による軍備管理交渉を呼びかけた。中国はかねて、自国の核戦力はロシアや米国に比べてはるかに小さく、そうした協議への参加は不要だとの立場を示している。
CNNは、米政府当局者の話として、両首脳が会談で核施設訪問の可能性について協議しなかったと伝えた。その上で、両首脳が再会談するまでに、核施設訪問の可能性を巡る実務レベルの協議がさらに行われる見通しだとした。
トランプ氏と習近平国家主席の年内の再会談は公算が大きいと広く見られており、11月に中国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、または12月に米国で開かれる20カ国・地域(G20)会合の機会に行われる可能性がある。