Darya Korsunskaya

[モスクワ 2日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は2日、議会上院で、ディーゼル(軽油)の生産が国内需要を上回った場合、輸出規制の一部解除を検討すると表明した。国内軽油市場は現在、需給が均衡していると述べた。

ロシアは今週、燃料生産業者を対象とする軽油の輸出禁止措置を10月末まで延長した。同国は今年夏に輸出を制限し始めるまで、米国に次ぐ世界第2位の軽油輸出国だった。ウクライナによる製油所への攻撃で国内供給が減少したため、国内需要への対応を優先する目的で規制を導入した。

イランとウクライナでの戦争で世界的に燃料供給が制約されている。米国では軽油価格が1ガロン=6.50ドルを超えて過去最高水準になっており、中間選挙を控えたトランプ米大統領にとって政治的リスクとなっている。

ノバク氏は「現在、軽油市場は需給が均衡しており、供給は十分だ。数日前に軽油の輸出禁止措置を10月まで延長したばかりだが、引き続き状況を注視し、生産が国内需要を上回れば、輸出の一部再開を検討する」と述べた。

ウクライナによるロシアのエネルギーインフラへのドローン攻撃を巡る状況は、引き続き「緊迫」しているとしたが、防護措置により、度重なる攻撃による被害は大幅に減少していると説明。「これにより、損傷した設備の復旧と、修理後の施設の操業再開をより迅速に進められる」と述べた。

プーチン大統領は1日、対ロシア制裁が解除されるまで、世界のエネルギー市場に軽油を供給しないと述べた。

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