Kate Abnett
[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)加盟各国は2日、燃料価格の高騰を抑制するよう求める米国の圧力を受けて、ディーゼル(軽油)備蓄を放出するというフランスの提案について電話協議を行った。関係筋2人がロイターに明らかにした。
この案では、欧州諸国が5000万バレルのディーゼルを、国際エネルギー機関(IEA)加盟国が5000万バレルの原油を放出することになっているという。
フランスの財務省とエネルギー省はコメント要請に応じていない。
関係筋の1人が2日にロイターに語ったところによると、米国はフランスやドイツを含む欧州の主要国に対し、20日以内に1億バレルのディーゼルを放出するよう要求した。
2日の電話協議では、ディーゼル追加放出に関する合意には、米国による一方的なディーゼル輸出禁止を回避するという米国の確約を盛り込むべきであることについても話し合ったという。
フランス大統領府は2日、マクロン大統領が主要7カ国(G7)首脳と電話協議し、原油・石油製品の国際市場での対応を話し合う意向だと明らかにした。