[1日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーがテレビ事業の再編を計画しており、数百人規模の人員削減や部門統合につながる可能性があると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が1日、関係者の話として報じた。
メディア各社は、かつて高収益源だったケーブルテレビや放送ネットワーク事業が有料テレビの解約で縮小する中、コスト削減を進めている。動画配信事業は失われた利益を補うにはまだ至っていない。
WSJによると、計画はディズニー・エンターテインメント・テレビジョンのデブラ・オコネル会長が主導しており、年内にはまとまらない可能性がある。
ジョシュ・ダマロ氏が3月に最高経営責任者(CEO)に就任してから相次いでいる組織再編の一環という。
今回の再編は、数十年前に従来型のテレビ放送向けに構築されたブランド中心ではなく、動画配信サービスの利用者を軸に事業を組み直すことを目的としており、ABCエンターテインメント、20世紀テレビジョン、Huluオリジナルズ、フリーフォームなどの部門を率いる幹部に影響が及ぶ見通しだという。
ロイターは、ディズニーが昨年にも映画・テレビのマーケティング、テレビ広報、キャスティング・制作開発部門などで数百人を削減したと報じた。
今年もすでにマーケティング部門やピクサー、ABCニュース、ESPNで人員を削減しており、9月29日には主に人事・技術部門で数百人を削減したと、関係者がロイターに明らかにしていた。