[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国株式市場は一時の下げから切り返し、上昇して引けた。世界的な債券売りに歯止めがかかり、米債利回りの上昇が一服したことが材料視された。

朝方発表された経済指標が引き続き景気の底堅さと根強い物価上昇圧力を示し、米連邦準備理事会(FRB)が最終的により積極的な利上げを迫られるとの懸念が広がったことから、株価は一時、軟調に推移した。

米労働省が発表した週間の​新規失業保険申請件数は前‌週比1000件減の19万7000件と、約57年ぶりの低水準に迫った。

米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月からほぼ横ばいだったが、堅調な需要を背景に投入価格が急騰し、インフレ圧力が続いていることを示唆。これを受けて債券利回りが上昇幅を拡大し、株価を押し下げた。

ただその後、国債買いが優勢になったことで利回りは低下に転じ、FRBのジェファーソン副議長が追加利上げを急ぐ必要はないとの考えを示したことを受けて一段と低下した。

サーチュイティーのスコット・ウェルチ最高投資責任者は「バリュエーションは低下したが、市場は依然として割安ではない」と指摘。「相場は緩やかに上昇を続けられるだろうが、株式、債券ともに値動きは一段と荒くなると予想している」と述べた。

原油市場では、米国が中東に部隊と空母を増派するとの報道や、中国製油各社による石油製品輸出停止を受けて北海ブレント先物が4ドル超上昇した。S&P総合500種の主要11セクターではエネルギーが1.9%高で上昇率トップだった。

情報技術も堅調で、アクセンチュアの決算を受けてソフトウエア株が1%上昇した。

半導体大手マイクロン・テクノロジーは3%高。売上高見通しが市場予想を上回ったほか、長期供給契約に基づく顧客の資金拠出約束額が320億ドルに増加したことも明らかにし、人工知能(AI)向けメモリー半導体の需要が衰えていないことを示した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.234対1の比率で上回った。ナスダックでも1.04対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は172億5000万株。直近20営業日の平均は171億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 50926 +20. +0.0 51008 51179 50546

.56 51 4 .36 .78 .54

前営業日終値 50906

.05

ナスダック総合 26871 +10. +0.0 26992 27014 26733

.60 53 4 .31 .47 .89

前営業日終値 26861

.06

S&P総合500種 7666. +14. +0.1 7666. 7684. 7616.

45 91 9 47 75 78

前営業日終値 7651.

54

ダウ輸送株20種 19604 +222 +1.1

.51 .42 5

ダウ公共株15種 1013. +3.1 +0.3

09 8 2

フィラデルフィア半導体 12829 +200 +1.5

.00 .38 9

VIX指数 16.39 +0.0 +0.3

5 1

S&P一般消費財 1804. -2.6 -0.1

48 3 5

S&P素材 614.9 -2.7 -0.4

4 9 5

S&P工業 1427. +14. +1.0

47 16 0

S&P主要消費財 897.9 -2.5 -0.2

7 8 9

S&P金融 889.9 +1.3 +0.1

4 9 6

S&P不動産 260.4 -1.6 -0.6

1 2 2

S&Pエネルギー 962.7 +18. +1.9

4 11 2

S&Pヘルスケア 1938. -25. -1.3

37 54 0

S&P通信サービス 464.5 -5.6 -1.1

9 1 9

S&P情報技術 7322. +55. +0.7

42 28 6

S&P公益事業 403.1 +2.4 +0.6

0 6 1

NYSE出来高 14.29

億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 6855 - 大阪比

5 455

シカゴ日経先物12月限 円建て 6852 - 大阪比

0 490

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