Mirac Dereli

[1日 ロイター] - トルコの主要株価指数は9月、資金繰りに苦しむ投資ファンドによる売りが市場全体に波及したことを受け、2008年以来最悪の月間パフォーマンスを記録した。

同指数は30日に2.79%安で引け、5月11日に付けた終値ベースの最高値から20%以上下落し、弱気相場入りを確認。9月の下落率は16.65%に達した。

9月14日には、出来高の薄い銘柄へのエクスポージャーが大きいファンドへの懸念から、売りが加速。アナリストによると、一部のファンドは解約請求に応えるために流動性の高い保有銘柄を売却せざるを得ず、これが広範な下落を招き、さらなる資金流出を誘発した。

資本市場委員会(SPK)は9月17日、200億ドル以上を運用し、45万5758人の個人投資家にサービスを提供している131のファンドに対し、清算を命じた。

それ以降、規制当局は株式およびファンド市場における市場操作の疑いに関する調査範囲を拡大。ギュルレク司法相は30日、容疑者の数が217人に増え、そのうち56人が公判のため勾留されていると述べた。

主要100社以外の484銘柄で構成される指数は9月に約35%下落し、09年のローンチ以来、リラ建てで最悪の月間パフォーマンスを記録した。

一方、優良株30銘柄で構成される指数は下落幅が小さく、9月を9.8%安で終えた。

対照的に、トップ100銘柄のうち優良株30銘柄を除いた残りの70銘柄で構成される指数は、25年1月以降、売り圧力の矢面に立たされており、LSEGがまとめたデータによると、9月には構成銘柄のうち15銘柄が価値の50─90%を失った。

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