Hiroko Hamada

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比1.94%(1272円45銭)高の6万6753円72銭で取引を終えた。原油価格の下落や米利上げ観測の後退が投資家心理を支え、朝方から買いが優勢となった。実質下半期入りし、新たにポジションを構築する動きが出ているとの見方もあった。日経平均は一時2.24%(1464円)高となる場面があった。

日経平均は前営業日比0.99%高でスタートした後、上げ幅を拡大。朝方からしっかりした展開となった。前場中盤は伸び悩む展開となったが、後場に入ると再び上げ幅を拡大。一部のAI(人工知能)・半導体関連株が一段高となり、日経平均は節目の6万7000円近辺まで上昇した。プライム市場では7割以上の銘柄が上昇するなど、地合いは底堅かった。一方、物色面では、電線株や銀行株が堅調だったほか、個別材料を手掛かりにした売り買いもみられた。

いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「実質下半期に入ったことで新たなポジション構築の買いが入ったようだ」と指摘する。目先は決算発表に関心が向かいやすいが、「第1・四半期決算が好スタートだったので、第2・四半期決算への期待も高い。目先は決算を先回りした買いもみられそうだ」(及川氏)という。

TOPIXは1.67%高の4108.65ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.68%高の2118.86ポイントだった。プライム市場の売買代金は9兆1212億3000万円だった。新興株式市場では、東証グロース市場250指数が反発し、1.97%高の800.21ポイントだった。

個別では、太陽誘電、TDKが堅調。両社は29日、最先端​の電子部品の共同開発で業‌務提携すると発表し、好感する買いが先行した。指数寄与度の大きいソフトバンクグループは6%超高。フジクラや住友電気工業も買われた。一方、村田製作所が2%超安、京セラも値下がりした。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1127銘柄(72%)、値下がりは368銘柄(23%)、変わらずは55銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 66753.72 +1,272.4 66128.59 66,014.48

5 ─66,946.14

TOPIX 4108.65 +67.52 4067.12 4,052.89─

4,119.67

プライム市場指数 2118.86 +34.93 2098.24 2,090.23─

2,124.53

スタンダード市場指数 1729.39 +13.86 1722.67 1,716.98─

1,730.58

グロース市場指数 1021.70 +18.32 1008.40 1,002.53─

1,022.94

グロース250指数 800.21 +15.47 789.11 784.22─80

1.34

東証出来高(万株) 276231 東証売買代金(億 91212.30

円)

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