[30日 ロイター] - イランのアラグチ外相は29日、イランが提示した7日間の信頼醸成計画に対する米国の回答を、ドーハでカタールの仲介担当者から受け取った。協議について説明を受けた当局者がロイターに明らかにした。計画の実施手順が最大の争点となっているという。
同当局者によると、アラグチ氏は米国の回答について30日にテヘランで協議する見通しだ。
イラン側が先週提案した計画について、アラグチ氏は必要な条件が満たされればホルムズ海峡を再開し、通常の船舶通航を回復できるとしていた。その後トランプ米大統領が提案を拒否したことを受け、カタールがさらに仲介に動いた。
当局者によると、カタールの仲介担当者らは米国から帰国する途中だったアラグチ氏らと会い、28日に米国から受け取った回答を伝えた。
やりとりされている文書は7日間の信頼醸成期間の概要を示したもので、6月に合意した覚書の内容を拡充した枠組みに双方が戻ることを目指している。イランの核開発計画に関する具体的な措置も盛り込まれているというが、同当局者はそれ以上の詳細を明らかにしなかった。
同当局者は、イランと米国との主な対立点は計画の中身でなく実施の順序だと述べた。