Bharath Rajeswaran
[30日 ロイター] - インド株を巡り、外国人投資家は9月に2566億2000万ルピー(27億ドル)相当を売り越している。3カ月ぶりの売り越しとなる見通しで、原油価格の上昇や債券利回りの高止まりにより、インド資産の魅力が薄れたことが背景となっている。
9月のNSE指数とSENSEX指数はそれぞれ約5.7%安。ナショナル・セキュリティーズ・デポジトリーのデータによると、29日時点で2026年の外国人投資家による資金引き揚げ額は267億5000万ドルに達し、年間ベースの過去最高を更新する見通しとなっている。
原油価格の上昇や世界的な金融引き締めに加え、外国人投資家は韓国や台湾などAI(人工知能)関連銘柄が豊富な市場へ資金をシフトさせている。
チョイス・ウェルスの最高投資戦略責任者ディーラジ・ガウル氏は「原油と地政学が依然として主要なリスクだ。原油価格の上昇は、経常収支、インフレ期待、ルピー相場に即座に影響を与えるため、インドにとって特に大きな課題となっている」と述べた。