[29日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのプライベートクレジット・ファンドは29日、第3・四半期に投資家の解約請求が一段と減少したと発表した。業界全体でも解約圧力が和らいでいる。
運用資産額182億ドルの「GSクレジット」ファンドは、第3・四半期の解約請求額が純資産の2%にとどまり、前四半期の3.2%から低下。今回も他のプライベートクレジット・ファンドの大半と比べ、解約請求の割合が低かった。同ファンドの解約請求は設定以来、慣例上の上限である5%を下回っている。
一方、これまでに公表された大手の非上場プライベートクレジット・ファンドの第3・四半期の解約請求は10─16%超となっている。ブルー・アウル傘下ファンドのデータも数日以内に公表される見通しだ。
GSクレジットは「2026年に入り、大きく報じられたソフトウエア関連融資の信用の質を巡る懸念は、和らぎ始めている。第1・四半期には『SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の終末』という見方が、第2・四半期には企業のソフトウエア支出を巡る不透明感がスプレッドの急拡大を招いたが、第3・四半期の状況は大きく変わった」と説明した。